ワンちゃん・ネコちゃんの平均寿命が長くなり、健やかな毎日を過ごすため、健康診断を希望する飼い主様も増えています。しかし、検査内容はどのようなものがあるのか、また頻度やタイミングについてもわからないという方も少なくありません。こちらでは、ペットが健康診断を受けるメリットと診断内容についてご紹介いたします。日曜日も予約可能な動物病院をお探しの方は、ぜひご覧ください。
目次
ワンちゃん・ネコちゃんと少しでも長く過ごしたいと、ペットに関する健康意識が高まっています。動物病院によっては外科や内科の一般診療の他、健康診断を実施しているところも少なくありません。こちらでは、健康診断を受けるメリットと診断内容についてご紹介いたします。日曜日に健康診断を希望される方は、ぜひご覧ください。
ワンちゃん・ネコちゃんには長生きして欲しいけれど、健康診断まではやりすぎかもと思われていませんか?ワンちゃん・ネコちゃんの健康維持には、健康診断が欠かせません。健康診断を受けることには以下のメリットがあります。
人間の健康診断同様、病気の早期発見につながります。ワンちゃん・ネコちゃんは話すことができないため、不調があっても飼い主様に伝えることはできません。そのため、気づいたときには症状が進行し、すぐに外科手術が必要ということもあります。健康診断を定期的に受けることで、初期段階で異変に気づく可能性が高まり、健康維持へとつながります。
健康診断を受けることで、日頃から気になることも医師に相談することができます。また健康な状態の数値を取得できるため、データから生活に関する運動や食事に関するアドバイスも受けられます。
健康診断で病気が防げたり、早期に診療が始められたりすると、治療費が軽減できます。またワンちゃん・ネコちゃんにとっても早期治療の方が負担も少ないです。
定期的に健康診断を受けることで「うちの子は元気!」と安心することができます。また、病気を早期に発見できると治療方法の幅も広がるため、最も安全・安心な策をとることも可能です。
動物病院に行くのを嫌がるというワンちゃん・ネコちゃんも少なくありません。予防接種や外科手術などの際にだけ利用していると、つらいイメージがつきやすいですが、元気な状態で定期的に健康診断を受ければ、病院にも慣れやすいです。
毎年同じ時期に健康診断を予約しておけば、「だんだん大きくなってきている」と成長記録にもなります。また太った、痩せたなど数値でも確認でき、健康を管理しやすいです。
ワンちゃん・ネコちゃんは、普段と同じように見えても、実は体調を崩しているということがあります。そのため、健康診断を受けることで健康状態をチェックしたいという飼い主様も増えています。ワンちゃん・ネコちゃんの健康診断にはどういった内容が含まれるのでしょうか?
主に、問診、聴診、視診、触診、打診が行われます。問診では、年齢や持病の有無、既往歴、普段の様子や気になることなどを飼い主様から聞き、聴診で鼓動や肺の音を確認します。視診では皮膚や粘膜、口腔内に異常がないかチェックします。触診では身体に直接触れることで異常がないか確認し、打診で内臓の状態をチェックします。
血液が混ざっていないか、寄生虫はいないかの他、下痢の有無で消化器のチェックも行います。
尿からは、タンパク質、pH値、潜血の状態や、沈殿物の確認が行われます。尿検査は、腎臓や肝臓などの病気を発見するきっかけにもなります。
血液検査は、血球検査と血液生化学検査の2種類があります。血球検査では、貧血や炎症の有無を、血液生化学検査では臓器の機能や脂質・血糖値をチェックします。血液検査では、基準値と検査値を比較することで臓器の異常や疾患の発見、さらなる検査の必要性などが確認できます。
目黒動物医療センターでは、上記の検査の他、レントゲン検査、心電図検査、胸部超音波検査、腹部超音波検査なども行っております。健康診断では全ての検査を受けるというものではなく、ワンちゃん・ネコちゃんの負担にならないよう、獣医師と相談した上で検査内容を選択していただけます。
健康診断の予約は日曜日も可能です。疾患が見つかった際は、診療、外科手術など迅速に対応可能ですので、安心してお任せください。
健康診断を予約したいけれど、いつ頃から受けるものなのか、またタイミングや頻度についてお悩みではありませんか?こちらでは、健康診断をおすすめするタイミングや頻度、受診する際の注意点についてご紹介いたします。そろそろ健康診断を受けさせたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
ワンちゃん・ネコちゃんの健康寿命を延ばすため、健康診断はより身近な存在になりました。
健康診断といえば、大きくなってからもしくは老いてからと考えられるかもしれませんが、ワンちゃん・ネコちゃんの成長はとても早いです。小さいうちに健康診断デビューをすることをおすすめします。ネコちゃんの場合、最初の去勢・避妊手術がきっかけということも多いです。
健康診断を定期的に受けることはよいことですが、あまりに頻回だとワンちゃん・ネコちゃんの負担になってしまいます。成犬・成猫の場合で年に一度、シニアになると半年に一度以上(ハイシニアは3ヶ月に一度)がおすすめです。ただし、ワンちゃん・ネコちゃんの健康状態にもよるため、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんに気になる点がない場合は、年に一度、半年に一度でもよいですが、少しでも何かおかしいと思ったら、早めに予約しましょう。
など、小さなことでも早めの受診をおすすめします。
基本的に季節は問いませんが、春は予防接種で混雑し、夏は暑く冬は寒いため、比較的空いていて気候もよい秋ごろがおすすめです。スムーズに検査が受けられるよう、事前に予約をして出かけましょう。
健康診断は、動物病院で受けることができます。まずはかかりつけ医に相談し、健康診断を行っているかどうか確認しましょう。動物病院は具合が悪くなってから行くだけの場所ではありません。元気なうちに健康診断を受け、大切なワンちゃん・ネコちゃんの健康を守りましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんが健康診断を受ける際は、以下のことに注意しましょう。
健康診断を希望する際は、事前予約をおすすめします。病院によっては、ワクチン接種や普段から診療をしているワンちゃん・ネコちゃん限定の場合もあります。また、予約時には食事や持ち物についての確認も忘れないようにしましょう。
人間の健康ドックと同じように、ワンちゃん・ネコちゃんの健康診断も検査内容によっては食事制限や絶食が必要な場合があります。予約時に検査内容と食事について確認しておきましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんは、検査だからといっても人間のように排尿、排便ができません。尿や便は、健康状態を知る上で必要になるため、持参した方がよいか確認しておきましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんの具合が悪いなら、健康診断ではなく通常の診療を受けましょう。健康診断を予約する際は、できるだけ体調のよいときを選びましょう。
健康診断の際は、獣医師にワンちゃん・ネコちゃんの普段の様子や気になることなどを相談します。伝えたいことや聞きたいことなど、事前に内容を整理しておくとよいでしょう。
健康診断の結果によっては、診療や外科手術が必要な病気を発見するかもしれません。入院や外科手術となると費用が心配になりますが、ペット保険に加入していれば治療費を補うことが可能です。ただし、診断が出てから加入することはできませんので、事前に備えておきましょう。※目黒動物医療センターでは、各保険会社による請求書や診断書の記入を有料にて行っております。
健康診断は定期的に受けることが大切です。目黒動物医療センターは、日曜日・祝日も診療しておりますので、まずはご相談ください。
「うちのワンちゃんは元気だから」「うちのネコちゃんはまだ小さいから」と、健康診断は不要だと思っていませんか?ワンちゃんやネコちゃんは人よりも成長が早く、具合が悪くても伝えることはできません。健康管理や病気の早期発見のため、健康診断は早めに受けるようにしましょう。
目黒動物医療センターでは日曜日の健康診断も可能です。定期健診の他、診察や治療を行いますので、少しでもおかしいと感じられることがあればぜひご相談ください。
院名 | 目黒動物医療センター(目黒動物病院) |
---|---|
住所 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5丁目37−18 |
TEL | 03-5720-1211 |
診療時間 | 9:00~12:00/15:00~19:00 ※午後の最終受付は18時までです。 年中無休(夏季休暇、年末年始を除く) |
患者様ご来院エリア | 品川区 五反田 荏原 目黒区 中目黒 武蔵小山 碑文谷 |
URL | https://www.meguro-ah.com/ |